こんにちは、はやです。
免許を取ってさあ運転。もし事故を起こしたらどうしよう…
運転が不安で、どうしたら事故を起こさないようになるかなあ。そういった不安に、バスの運転手目線で解説していきます。
記事の内容
今回の内容はこちらになります。
交通ルールを守ること
危険を予知すること
車間をとること
見る、判断、操作すること
この記事を書いているのはバス運転手の筆者です。
これを読んで、運転への不安を少しでもなくしてください。
はじめに
事故は、未熟な運転技術よりもむしろ確認を怠ったことや、ルール違反により発生することがおおいのではないでしょうか?
事故を起こさないようにするのは運転技術ではなく、下手でもいいから事故を起こさないという心の持ちようであると私は考えています。事故を起こさない考え方、判断・確認をしっかり行えば、自分が事故を起こすリスクは格段に下がると思います。ここでは4つに絞って解説していこうと思います。
交通ルールを理解し守ること
交通ルールを理解し守ること。これは車を運転するうえで最も大切なことです。交通事故はルール違反によって起こることが多いです。信号無視、スピード違反、一時不停止などせず、ルールをきちんと守っていれば少なくとも自分が起こす事故のリスクは下げることができます。
皆さんは、一時停止箇所で必ず止まり、左右確認のうえ発車していますか?最高速度、守っていますか?これらは何気なくあるわけではなく、きちんと意味があるのです。見通しが悪く危険だからとか、道路周囲の状況を鑑みて決められているのです。
このように交通ルールを理解し守ることは事故のリスクを大幅に減らすことができるので、しっかり守りましょう。
危険を予測することーかもしれない運転の実践
危険を予測すること、かもしれない運転を行いましょう。「相手はきっとこう動くだろう」などと決めつけて運転していると、そうならなかった時に事故は起こってしまいます。
例えば交差点右折の際、対向車が譲ってくれると思い右折すると加速してきた直進車と衝突してしまいます。この場合、譲ってくれないかもしれないと予想し、列が切れるのを待つか信号の変わり目で右折するのが良いでしょう。ともかく、他者(車)は信用せずに、かもしれないと予想し、一歩引いた運転行動を心がけましょう。
車間距離を取ろう
車を運転する時は車間距離をとりましょう。車は急には止まれません。運転に慣れた人ほど車間距離をつめる傾向があります。
車間距離を詰めてもメリットはありません。むしろ追突事故をする、される双方のリスクが高くなる事や、あおり運転と誤解されることもあります。人によって運転技量は様々であるので、前で急ブレーキを踏まれても確実に止まれるような車間を保って走りましょう。
見る、判断、操作すること
見る、判断、操作することを確実に実行しよう。特に、見ることは重要となってきます。例えば交差点右折時は
1.信号
2.対向車
3.右折先の横断歩道と道路状況
4.右後方の歩行者、自転車の動向
といった点をみて曲がらなければなりません。
「見る」行動ののち、先/後で曲がるべき、進む/止まるべき等を判断し、実際に操作を行います。操作の際は、「急」のつく運転行動は避け、ゆっくり、確実な操作を行いましょう。
見ることで危険要素を発見し、判断でするべき行動を判断し、確実な操作で安全運転をしましょう。
おわりに
いかがでしたか?ルールを守り、かもしれない運転の励行で、しっかり確認、安全運転を行ってください。
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